ミニチュア・ダックスフンドに適したペット保険の選び方、犬種から考える病気や注意点
ミニチュア・ダックスフンド の魅力・性格・飼い方、ペット保険の選び方などを詳しくまとめました。
ミニチュア・ダックスフンド
読み: みにちゅあ・だっくすふんど
英名: miniature dachshund
原産国: ドイツ
人気犬種ランキング3位!小さいのにお散歩や運動が大好き!
ミニチュア・ダックスフンド に合ったペット保険を選ぶには、 ミニチュア・ダックスフンド の性格やかかりやすい病気を知っておくことが大切です。
魅力・性格・飼い方
ミニチュア・ダックスフンド の性格や魅力、飼い方のポイントをまとめました。
性格
ミニチュア・ダックスフンド の性格は次のような特徴があります。
- 運動大好きで活発
- かつては猟犬!
- 服従心が強く正しくしつければ飼い主の言うことをきく
健康的で育てやすい子が多いので、初めての方にもおすすめの犬種です。
魅力
ミニチュア・ダックスフンド の魅力、飼い方のポイントをまとめました。
- ロング、ワイアー、スムースなどいろんな毛の長さも魅力!
飼い方の注意点
- 胴長短脚だから暑い季節の地面の熱には注意!
- 耳に汚れがたまりやすいので、耳掃除はしっかりと!
- 体型上、背骨に負担がかかりやすいので、ジャンプのさせすぎ、肥満には注意
かかりやすい病気・ケガ
ミニチュア・ダックスフンド は次のような病気やケガにかかりやすいので注意が必要です。
- 椎間板ヘルニア(20~50万円)
- 膝蓋骨脱臼(パテラ)(15~35万円)
- 尿石症(10~20万円)
- 網膜萎縮など目の病気
- 外耳炎(数千円~10万円)
ペットの医療費は高額です。医療費のために治療を諦めてしまったりすることがないように、大切な家族のために備えてあげましょう。
ミニチュア・ダックスフンドで重視したい補償内容
ミニチュア・ダックスフンドは運動大好きで元気で活発な犬種です。走ったりフリスビーキャッチしたり・・。ですが、体型上背骨に負担がかかりやすく、上記のように骨・関節に関連する病気、とりわけ椎間板ヘルニアには特に注意が必要です。
ミニチュア・ダックスフンドの性格やかかりやすい病気を踏まえて、ペット保険を選んで行きましょう。
ミニチュア・ダックスフンドは次のような補償内容を重要視したほうがいいでしょう。
関節のケガ・病気に注意!
骨や関節の病気やケガの治療には、手術などが必要になる場合があり、一回の手術で15万~50万円程度の治療費を覚悟する必要があります。ミニチュア・ダックスフンドのペット保険選びの際には補償限度額は多めで、高額治療に備えられるものが安心かもしれません。
垂れ耳犬なので耳の病気に注意!
ミニチュア・ダックスフンドは垂れ耳犬種なので、通院で少額の金額が何度もかかる外耳炎などの耳の病気になる場合も多く、耳のお掃除や予防が大変大切になります。軽度な外耳炎なら数千円程度が何度かかかる見込みとなります。重度な外耳炎で手術などを行う場合は10万円程度の治療費がかかる見込みとなります。
ミニチュア・ダックスフンドで重視したい補償内容
- 関節や骨の病気・ケガに備える手術を含めた高額補償
- 外耳炎などの通院にかかる費用
ペット保険の選び方のポイント
高額治療を意識したほうがいいミニチュア・ダックスフンドのペット保険選びは、飼い主さんのライフスタイルや経済力にあったものを選ぶことが大切です。
少額な補償もして欲しい場合
軽度の外耳炎のような通院の数千円程度の少額の治療費もペット保険で補償してほしい場合は、フルカバープランの「免責金額なし」のペット保険を選ぶといいでしょう。
少額な金額も補償してほしい場合
- フルカバープランの「免責金額がないもの」を選ぼう!
高額な治療費の補償を重視したい場合
手術などの高額補償を重視したい場合は次のポイントをチェックしてペット保険を選んでみましょう。
高額治療を重視したい場合
- 手術一回当たりの上限金額が大きいペット保険、もしくは日額制限がないペット保険
- 年間の補償限度額が大きいペット保険
- 可能なら補償割合が70%~100%補償のペット保険
ペット保険は50%補償が一般的です。補償割合が70%~100%のペット保険は、補償内容が手厚く安心ですが、保険料は高くなります。50%補償でもないよりは絶対にいいのですが、保険料の支払いに無理がなければ、70%以上を補償するペット保険のほうが安心です。
高額補償したいけど費用を抑えたい!
高額補償してほしいけど、保険の費用は押さえたい!という欲張りな方は、次の2つのどちらかを選ぶといいですよ。
補償内容を高額補償特化や手術特化などに絞ることで、ペット保険料を安くする選び方です。
フルカバープランの「免責金額があるもの」(高額補償特化)とは
「低い金額は補償しない」というルール(免責金額)にすることで、保険料を安くして、高額な費用を補償する、というローリスク・ハイリターンなペット保険です。
通院の少額な治療費はいちいち保険金を請求するのが面倒!でも通院でも高額な治療したら補償してほしい!という方にはピッタリなペット保険です。
手術重視プラン(手術特化)とは
補償対象を手術や手術に関連した入院に絞ることで、保険料を安くし、補償がたくさん必要になる手術や手術に関連した入院を高額補償してくれる「補償限定プラン」です。
通院が高額になっても補償されないことがデメリットと言えますが、こちらもローリスク・ハイリターンで保険料は大変安いです。
「治療費が高額になるから」と治療をあきらめてしまうなんてことが起きないように、ペット保険で備えておくことが大切です。大切な愛犬・愛猫のためにも、飼い主さんのためにも、ペット保険は経済的にも精神的な余裕のためにも強い味方になります。
ペットも一生元気ではいられません。突然の病気・手術・入院でも、治療費のために十分な治療ができなかったということがないように、ペット保険に加入しておくことをおすすめします。大切な愛犬・愛猫のために備えることも、大切な飼い主さんの役目です。
年齢ごとの病気・ケガの注意点と保険料
ミニチュア・ダックスフンド の年齢ごとの病気・ケガの注意点と、年齢ごとにペット保険料を調べることができます。7歳以降は加入できるペット保険に限りが出てきますので、遅くとも7歳までにはペット保険に加入しておくことをおすすめします。
あなたの ミニチュア・ダックスフンド は何歳ですか?
- 0~1歳未満
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0~1歳未満のミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方
免疫力が弱く、風邪や下痢、皮膚の感染症などが起こりやすい時期です。好奇心も旺盛で、まだしつけが入りきらないことから、異物誤飲による事故も多い時期です。
また、抱っこ中や高所からの落下事故などによる骨折、成長に伴って見られる先天的な関節疾患など、比較的診療費が高額になりやすい整形外科疾患も多く見られます。高額な治療に備えられるペット保険に早いうちに加入しておくことをおすすめします。 - 1~4歳
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1~4歳のミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方
大人の体に成長し、体力的には安定します。しかしアレルギー性の副疾患や尿石匠など、体質や生活習慣に起因する病気が多く見られ始めます。
また、この時期に元気だからといって、ペット保険に入らず、あとで病気になってからペット保険に加入しようとして断られて困ってしまう方が多いです。今の元気さに過信せず、高齢を見据えて、ペット保険に加入しておくようにしましょう。 - 5~7歳
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5~7歳のミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方
人間と同様、徐々に加齢に伴って発症する病気が見られ始める時期です。半年~1年に1回以上の定期検診を行い、白内障や腫瘍、心疾患や内分泌疾患などの慢性疾患の兆候には十分注意しましょう。腫瘍や糖尿病など人間と同様の病気も近年増加しています。
7歳を区切りに、この年齢までしか新規加入できないペット保険が出てくるようになります。 加入できる限度年齢はペット保険の加入条件比較表の「新規加入できる上限年齢」欄を参照してください。
- 8~9歳
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8~9歳のミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方
シニア期になりますので、病気の発症兆候を早めに見つけてあげられるよう、半年に1回以上の健康診断を行うことが理想的です。
9歳以上は加入できないペット保険が増えます。ケガや病気が増えて、そろそろペット保険を選ぼうと考える方が多いですが、選べるペット保険に限りがでてきますので、早めに加入しておきましょう。 加入できる限度年齢はペット保険の加入条件比較表の「新規加入できる上限年齢」欄を参照してください。
- 10~12歳
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10~12歳のミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方
シニア期となりますので、病気やケガ、白内障で目が見えなくなるなど、介護が必要になってくる年齢です。
10歳以上は加入できるペット保険に限りがあります。 加入できる限度年齢はペット保険の加入条件比較表の「新規加入できる上限年齢」欄を参照してください。
- 13~16歳
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13~16歳のミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方
かなりの高齢です。様々な病気やケガ、介護で治療費が増えてきます。
10歳以上は加入できるペット保険に限りがあります。 加入できる限度年齢はペット保険の加入条件比較表の「新規加入できる上限年齢」欄を参照してください。
- 17~20歳
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17~20歳のミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方
超高齢で、様々な病気やケガ、介護で治療費が増えてきます。
新規加入できるペット保険はありません。ペット保険の継続をされているペットだけがペット保険の補償対象になります。ペット保険に加入していなかった場合は、治療費が増えていくのに全額自己負担となってしまいます。ペット保険に入っておけばよかったと思うことも出てくると思いますので、後悔しないように早めに加入しましょう。
17歳以降は補償対象にならないペット保険もありますので、超長寿犬や猫は20歳まで補償するものや終身のペット保険を選んだほうがいいでしょう。
継続できる限度年齢はペット保険の加入条件比較表の「継続できる限度年齢」欄を参照してください。
- 終身補償のペット保険
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終身補償のミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方
ミニチュア・ダックスフンドは比較的長寿と言われています。長寿犬や猫は終身補償をしてくれるペット保険が安心です。