ペット保険会社の免責・免責金額とは
免責とは保険会社が補償責任を負わない条件のことです。免責金額とは、その金額のことで、免責金額に達しない治療費は保険契約者が負担するという契約になります。
読み方:めんせき・めんせききんがく
免責を確認しよう
免責条項は、補償の対象になりません。
どのペット保険にするか選ぶときは、後々のトラブルにならないように、契約前にしっかり確認しましょう。
とくに免責金額は保険を決める重要なポイントです。以下に記載しましたので、ポイントをしっかり把握しておきましょう。
免責金額とは
免責金額とは、決められた金額以上の治療費になった場合にのみ、補償の対象になることです。
例:免責金額3000円の場合
治療費が2,800円かかったとき
補償の対象ではないので、全額自己負担になります。
治療費が4,000円かかったとき
4,000円が補償の対象になるので、ペット保険プランに応じて、補償されます。
免責金額アリ or ナシはどちらがいいの?
免責金額アリとナシの場合の、それぞれの特性を見て見ましょう。
免責金額なし
免責金額ナシの場合は、1円から保険会社は補償責任を負うことになります。
低額な治療費も補償してもらうことができます。
免責金額あり
免責金額アリの場合は、決められた金額以上の治療費になった場合に保険会社は補償責任があります。
低額な治療費は補償してもらえないことになりますが、その分保険料を安く抑えて高額な治療費を補償してもらうことができます。
このように、免責金額のアリナシについては、どちらがいいか悪いかという基準ではなく、それぞれに特性がありますので、飼い主さんのライフスタイルや、愛犬・愛猫に合ったペット保険を選ぶことが大切です。
免責金額は保険選びの重要なポイント
免責金額は、飼い主さんのペット保険選びに大きく関わってくる重要なポイントです。
例えば、免責金額によって、飼い主さんの意向が分かれることに次のように選ぶ保険プランが異なってきます。
低額でも補償してほしい場合
「免責金額なし」を選ぶといいでしょう。
高額補償を重視したい場合
低額の補償はなくてもかまわないから、その分保険料を安く抑えて、高額補償してほしい場合は「免責金額あり」を選ぶといいでしょう。
このように、免責金額は飼い主さんの意向に合ったペット保険会社やペット保険プラン選びに大きく関わってきます。
飼い主さんのライフスタイルや、愛犬・愛猫に合ったペット保険を選びましょう。
万が一合わないと思った場合でも、ペット保険は1年掛け捨てなので、見直ししやすい保険と言えます。一度加入してみて、合わないと思ったら見直すのもいいでしょう。